This article has been translated from English to Japanese.

オーストラリア統計局が発表したデータによると、2025年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.8%上昇した。これは前月の3.4%から上昇した数値である。

月間上昇率1.0%(季節調整済み0.2%)は予想を上回り、数か月ぶりの高い年間インフレ率となった。電力料金の割引制度が終了し、休暇旅行需要が急増したことが背景にある。これによりオーストラリア準備銀行の政策見通しは複雑化した。

主なポイント

  • 年間CPIインフレ率は11月の3.4%から3.8%に加速し、月間上昇率は季節調整前の数値で1.0%に達した
  • トリム平均インフレ率は前年比3.2%から3.3%に上昇し、基礎的な物価上昇圧力が依然として高い水準にあることを示唆している
  • 州政府の補助金終了に伴い、電気料金は前年比21.5%上昇(11月は19.7%上昇)
  • 住宅コストは電気料金、家賃(+3.9%)、新築住宅(+3.0%)に牽引され、前年比5.5%上昇した
  • サービス物価上昇率は3.6%から4.1%に加速、一方、財物価上昇率は3.3%から3.4%に小幅上昇した

12月のインフレ急騰の最大の要因は電気料金で、前年比21.5%上昇した。この上昇は主に政府の電気料金補助金のタイミングによるもので、根本的なコスト圧力ではない。

オーストラリア統計局(ABS)は、過去1年間の連邦政府および州政府の補助金影響を除けば、電気料金の上昇率は4.6%とより緩やか、あるいは前月比で横ばいだったと指摘した。

公式ABSオーストラリアCPI(2025年12月)へのリンク

娯楽・文化費は12月に7.4%上昇した。前月の年間上昇率はわずか1.8%だった。この急激な月次加速は、国内休暇旅行と宿泊費が8.2%跳ね上がったことが主因である。クリスマス、夏季学校休暇、クリケットのテストシリーズ「アッシュズ」などの大型イベントを前に需要が急増したためだ。

国際的な休暇旅行と宿泊費も大きく寄与し、ピーク休暇シーズンに人気旅行先の航空運賃が上昇したことで24.4%の上昇となった。

食品・非アルコール飲料価格は前年比3.4%上昇し、11月の3.3%から小幅に上昇した。サービス部門のインフレ率は11月の3.6%から12月には4.1%に加速した一方、物品部門のインフレ率は3.3%から3.4%に小幅上昇した。サービスと物品のインフレ率格差の拡大は、オーストラリア経済において人件費圧力と国内需要が依然として高水準にあることを示唆している。

市場の反応

豪ドル対主要通貨:5分足

AUD vs. Major Currencies 5-min Forex Chart by TradingView

AUD対主要通貨 5分足為替チャート(TradingView提供

消費者物価指数(CPI)発表前まで方向感に欠けていた豪ドルは、予想を大幅に上回る結果を受けて全面的に急騰した。しかし、トレーダーが数値を精査し、上昇の主因がエネルギーコストと季節的な旅行関連要因にあることに気づくと、上昇分はすぐに消えた。

AUDはCHF(+0.45%)とNZD(+0.29%)に対しては、セッション前半から既に弱含みだったため、上昇分の大半を回復した。しかし、強含みのUSD(-0.21%)とCAD(-0.05%)に対しては下落を続けた。

 

初心者向けのファンダメンタル分析と、それをテクニカル分析と組み合わせて、自身の取引スタイルやリスク管理に合った高品質な機会を見つける方法に興味があるか? イベント取引ガイド、短期戦略、週間リキャップなどを提供するプレミアム会員をチェックしよう!

BabyPips.comの年間プレミアム会員は、最高評価のジャーナリングアプリ「Tradezella」の初年度年間サブスクリプションを30%割引で利用可能だ(120ドルの節約になる)。 詳細はこちらをクリック